OpenJDKのインストールと実行方法
WindowsでのOpenJDKのインストールと、コマンドライン上でJavaを実行する方法です。
OpenJDKのインストール
- OpenJDKから任意のバージョンのファイルをダウンロードする
(本記事では11(openjdk-11+28_windows-x64_bin.zip)をダウンロード) - ダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍する
(本記事ではC:\Program Files\Java\jdk-11
に解凍) - Windowsのシステム>システムの詳細設定>詳細設定タブ>環境変数に以下を追加する
変数名 | 変数値 | |
---|---|---|
JAVA_HOME | C:\Program Files\Java\jdk-11 | 新規追加 |
Path | %JAVA_HOME%\bin | 既存のPathに追加 |
Javaを実行する
任意のフォルダ(ここではcurrent_dir
)に次の構成でファイルを用意します。
単体で実行する
src\Test.java
を次のように記述します。
Test.java
コンパイルせずに実行する
この方法はJDK 11以降でしか使えません。
コンパイルして実行する
コンパイルする
Test.class
が作成されます。
実行する
jarファイルを作成する
src\SampleClass.java
を次のように記述します。
SampleClass.java
コンパイル
classes
フォルダはあらかじめ必要です。別のjarファイルを利用している場合は-classpath
指定が必要です。
.\classes\com\samplelib\SampleClass.class
が作成されます。
jarファイルの作成
sampleLib.jar
が作成されます。
jarファイル内のクラスを参照(import)して実行
src\Test.java
を次のように記述します。
Test.java
コマンド実行時に-classpath
でimport
するクラスを含むjarファイルの場所を記述します。
コンパイルせずに実行する
この方法はJDK 11以降でしか使えません。
コンパイルして実行する
コンパイルする
Test.class
が作成されます。