Node.jsのwavモジュールでWAVファイルを保存する方法
Node.jsのモジュールwavを使うと、Node.js上でWAVファイルを簡単に保存できます。
本記事では、wavを使って、Node.js上でWAVファイルを保存する手順を紹介します。
インストール
npm install wav
ファイルの書き込み
FileWriter(path, options)
でFileWriter
クラスを生成し、write(<rawデータのBufferオブジェクト>)
で実データを書き込みます。
wavファイルを保存するサンプルコード
const wav = require('wav');
const rawBuffer = /* rawデータのBufferオブジェクト */;
const wavWriter = new wav.FileWriter('output.wav', {
sampleRate: 48000,
channels: 2,
bitDepth: 16,
endianness: 'LE'
});
wavWriter.write(rawBuffer);
wavWriter.end();
wavWriter.on('finish', () => {
console.log('finish');
});
wavWriter.on('error', (err) => {
console.error('write error:', err);
});
オプション
name | 内容 |
---|---|
sampleRate | WAVファイルのサンプルレートを指定する。 |
channels | 音声のチャンネル数を指定する。モノラルの場合は1、ステレオの場合は2を指定する。 |
bitDepth | ビット深度を指定する。一般的な値は16。 |
endianness | データのバイトオーダーを指定する。'LE'(リトルエンディアン)または'BE'(ビッグエンディアン) のいずれかを指定する。デフォルトはシステムのエンディアン。 |