TortoiseSVNのリポジトリをバックアップする方法

TortoiseSVNでリポジトリのバックアップや移行を行う手順です。
まず、https://svn.apache.org/repos/asf/subversion/trunk/tools/server-side/svn-backup-dumps.pyをダウンロードします。
ダウンロードしたsvn-backup-dumps.pyはパスの通っている場所に格納してください。

フルバックアップをする

  1. コマンドプロンプトを起動する
  2. バックアップ先のディレクトリを作成する(e.g.C:\svn-backup)
  3. バックアップしたいリポジトリがあるディレクトリに移動する
    C:\remote\doc.svnをバックアップしたい場合
cd C:\remote
  1. 以下のコマンドを実行でリポジトリのダンプファイルが作成されます
svn-backup-dumps.py {リポジトリ名} {バックアップ先ディレクトリ} > {ログファイル名}

# sample
svn-backup-dumps.py repo.svn c:\svn-backup > svn-backup.log

復元方法

  1. コマンドプロンプトを起動する
  2. 復元先のリポジトリを格納するディレクトリに移動する
  3. 以下のコマンドで新しいリポジトリを作成
svnadmin create {新規リポジトリ名}

# sample
svnadmin create recover.svn
  1. 以下のコマンドでダンプファイルからリポジトリをロードします
svnadmin load {新規リポジトリ名} < {ダンプファイル}

# sample
svnadmin load recover.svn < repo.svn.000000-000062.svndmp

コマンドラインツールが使用できない場合

TortoiseSVNインストール時にコマンドラインツールを追加していなかった場合、コマンドラインツールが使えません。その場合は下記の手順で追加できます。(手順はWindows10の場合になります)

  1. 設定>アプリ>アプリと機能でTortoiseSVNを選択
  2. 変更ボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  3. Nextボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  4. Modifyボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  5. command line client toolsWill be installed on local hard driveにする
  6. Nextボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  7. Installボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  8. インストール時のmsiファイルが見つからない場合、以下のようなダイアログが表示されます
    指定されたmsiを再度ダウンロードしてきて配置し、OKボタンをクリックします TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  9. Finishボタン TortoiseSVN コマンドラインツール追加
  10. {TortoiseSVNインストールディレクトリ}\binにパスが通っていない場合はパスを通します

リポジトリの削除

リポジトリの削除はフォルダごと削除すればOKです。Windowsのコマンドなら削除したいリポジトリの親ディレクトリに移動して以下のコマンドで削除できます。

rmdir /S {リポジトリ名}
このエントリーをはてなブックマークに追加
にほんブログ村 IT技術ブログへ

スポンサードリンク

関連コンテンツ

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です