WSL2でWindowsホストのDNS設定を引き継ぐ方法
WSL2のUbuntuでWindowsホストのDNS設定を引き継ぐ方法です。以下の手順に従ってDNS設定を行うことで、WSL2内からもWindowsホストと同じDNS設定を扱えます。
- /etc/wsl.confファイルを編集する
次のコマンドを実行してファイルを開く(viはお好みのエディタでOK)
sudo vi /etc/wsl.conf
もし/etc/wsl.confファイルが存在しない場合は、新しいファイルを作成する
- /etc/wsl.confファイル内に以下の行を追加する
または値をfalse
からtrue
に変更する[network] generateResolvConf = true
- /etc/wsl.confファイルを保存して閉じる
- WSL2を再起動する
これにより、WSL2はWindowsホストのDNS設定を引き継ぐように設定されます。ping ホスト名
などでDNSを引き継げているか確認してください。
WSL2の再起動
PowerShellから、次のコマンドで対象のディストリビューションが停止していることを確認できます。Running
であればまだ動作しています。
wsl -l -v
次のコマンドでWSL2を強制停止できます。
wsl --shutdown