git logコマンドの使い方とそのオプション
git logコマンドは、Gitで管理されているプロジェクトの変更履歴を表示するためのコマンドです。このコマンドを使用することで、過去に行われたコミットの情報や、ブランチの歴史を確認することができます。
本記事では、git logコマンドの基本的な使い方から、よく使われるオプションまでを解説します。
変更履歴を表示する基本コマンド。カレントのブランチの履歴が表示されます。
git log
各コミットを1行で表示する
git log --oneline
カレントのブランチ以外の履歴を表示
全てのローカルブランチの履歴を表示する
git log --branches
全てのリモート追跡ブランチの履歴を表示する
git log --remotes
全てのブランチの履歴を表示する
git log --all
グラフ付きで履歴を表示する
分岐などのグラフを表示します。
git log --graph
オプションの組み合わせサンプル
内容 | ||||
---|---|---|---|---|
git log |
--branches |
全てのローカルブランチの履歴を表示する. | ||
git log |
--remotes |
全てのリモート追跡ブランチの履歴を表示する. | ||
git log |
--all |
全てのブランチの履歴を表示する. | ||
git log |
--oneline |
--branches |
全てのローカルブランチの履歴を表示する.各コミットは1行で表示する. | |
git log |
--oneline |
--remotes |
全てのリモート追跡ブランチの履歴を表示する.各コミットは1行で表示する. | |
git log |
--oneline |
--all |
全てのブランチの履歴を表示する.各コミットは1行で表示する. | |
git log |
--branches |
--graph |
全てのローカルブランチの履歴をグラフ付きで表示する. | |
git log |
--remotes |
--graph |
全てのリモート追跡ブランチの履歴をグラフ付きで表示する. | |
git log |
--all |
--graph |
全てのブランチの履歴をグラフ付きで表示する. | |
git log |
--oneline |
--branches |
--graph |
全てのローカルブランチの履歴をグラフ付きで表示する.各コミットは1行で表示する. |
git log |
--oneline |
--remotes |
--graph |
全てのリモート追跡ブランチの履歴をグラフ付きで表示する.各コミットは1行で表示する. |
git log |
--oneline |
--all |
--graph |
全てのブランチの履歴をグラフ付きで表示する.各コミットは1行で表示する. |
履歴にファイル名を含める
git log --name-status
ファイルやフォルダ単位での履歴を表示する
git log -p <パス>
各コミットを1行で表示する場合は以下。
git log --oneline <パス>