IM-Jugglingを使ったTERASOLUNA環境作成手順

IM-Jugglingを使ったTERASOLUNA環境構築手順です。
公式ドキュメントで分かりづらかった部分をまとめてみました。

WARファイルの作成

前提として、IM-Jugglingはインストール済みとします。

  1. juggling.exeを実行します
  2. プロジェクトを新規に作成する
    juggling step1
  3. プロジェクト名を入力し、次へボタン
    作成先は特に指定がなければデフォルト・ロケーションの使用で構いません
    juggling step2
  4. ベースモジュールの選択>Advanced Edition>次へボタン
    juggling step3
  5. アプリケーションの選択>利用するアプリケーションを選択>次へボタン
    デバッグ環境構築の場合、モジュール開発支援ライブラリを選択する
  6. 利用するプラットフォーム用の追加リソース(設定ファイル等)を選択>次へボタン
    TERASOLUNA(特に希望がなければ最新バージョン)を指定します
    juggling step4
  7. 終了ボタン
    juggling step5

作成したプロジェクトに対して以下を行います。

IMBoxの無効化

  1. juggling.imをダブルクリック
    IMBoxの無効化1
  2. ベースモジュール>IMBox>右クリック>このモジュールを利用している機能を全て非選択とします
    IMBoxの無効化2
  3. IMBox関係のチェックが外れます
    IMBoxの無効化3

IM-ContentsSearchの無効化

  1. juggling.imをダブルクリック
  2. ベースモジュール>IM-ContentsSearch>IM-ContentsSearch コアライブラリ>右クリック>このモジュールを利用している機能を全て非選択とします
    IM-ContentsSearchの無効化2
  3. IM-ContentsSearch関係のチェックが外れます
    IM-ContentsSearchの無効化2

TERASOLUNA Server Frameworkの有効化

  1. juggling.imをダブルクリック
  2. ベースモジュール>intra-mart Accel Platform…>開発フレームワーク - %バージョン%>TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) for Accel Platform - %バージョン%
    チェックが外れていればチェックしてください
    TERASOLUNA Server Frameworkの有効化2
  3. 下記のようなエラー(n個のエラーが検出されました)が発生した場合
    TERASOLUNA Server Frameworkの有効化3
    1. エラー文字列をクリック
    2. 依存関係の解決ダイアログ>OKボタン
      TERASOLUNA Server Frameworkの有効化4-1 TERASOLUNA Server Frameworkの有効化4-2

上記までで一度保存します。

juggling.im save

各種設定

DataSourceとStorageの設定を行います。
公式ドキュメント

テナントセットアップ済みの既存Databaseに接続する場合、Storageも同じ場所を指定してください。

Database

resin-web.xmlに記述します。下記はSQLServerの例。

    <database jndi-name="jdbc/default">
        <driver>
            <type>com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver</type>
            <url>jdbc:sqlserver://localhost:1433;DatabaseName=IMTEST</url>
            <user>imuser01</user>
            <password>********</password>
            <init-param>
                <param-name>SelectMethod</param-name>
                <param-value>cursor</param-value>
            </init-param>
        </driver>
        <max-connections>20</max-connections>
        <prepared-statement-cache-size>8</prepared-statement-cache-size>
    </database>

Storage

conf/storage-config.xmlに記述します。

  <storage-info>
    <root-path-name>/im/storage</root-path-name>
    <system-directory-name>system</system-directory-name>
    <public-directory-name>public</public-directory-name>
    <group-directory-name>groups</group-directory-name>
    <configuration-directory-name>conf</configuration-directory-name>
    <conpatible-directory-name>public</conpatible-directory-name>
    <storage-directory-name>storage</storage-directory-name>
    <temporary-directory-name>temp</temporary-directory-name>
  </storage-info>

MyBatis3

マッピングファイルで指定するJavaクラスのエイリアス名を定義します。

  1. classes/META-INF/mybatis/mybatis-config.xmlを開く
  2. <configuration>><typeAliases>typeAliasタグを追加します
    パッケージ単位かクラス単位で指定可能(下記はクラス指定)
 <typeAliases>
     <!-- マッピングファイルで利用するエンティティクラスのエイリアスを指定します。 -->
     <typeAlias alias="SampleTUser"
         type="prj.sample.domain.model.SampleTUser"/>
 // 省略
 </typeAliases>

WARファイルの出力

  1. juggling.imをダブルクリック
  2. ビルドウィザードを起動
    WARファイルの出力2
  3. Resin 4.0.x>次へボタン
    WARファイルの出力3
  4. 必要な項目を入力する
    WARファイルの出力4
    項目
    利用種別 任意
    warファイル出力先フォルダ 任意
    ファイル名 デプロイ後のコンテキストルート
    サンプルを含める どちらでもよい
    実行環境 任意 説明
  5. ライセンスのレビュー>使用条件の条項に同意します。>次へボタン
    WARファイルの出力5
  6. 終了ボタン
    WARファイルの出力6
  7. 完了するとウィザードが閉じます

WARファイルのデプロイ

公式ドキュメント

  1. Resinを起動します 手順(公式)
  2. コマンドプロンプトを起動し、%RESIN_HOME%に移動します
    %RESIN_HOME%:Resinをインストールしたフォルダ
  3. 以下のコマンドを実行します
resin deploy WARファイルのフルパス
  1. Resinを再起動します
  2. http://localhost:8080/sample-im/system/login
    にブラウザでアクセスし、テナント情報を作成してください。
  3. http://localhost:8080/sample-im/login
    にブラウザでアクセスし、作成したテナント管理者でログインしてください。

アンデプロイ

コマンドプロンプトを起動し、%RESIN_HOME%で以下のコマンドを実行します。

resin undeploy アプリケーション名
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